【技育祭】『プログラマ武装化計画』をお話しました、マジ卍

【技育祭】『プログラマ武装化計画』をお話しました、マジ卍

プロポーザル(https://nrslib.com/geek-sai-proposal/)を書いたので、顛末ぐらい書いておこうと思いました。
この記事は 2020/7/4 – 2020/7/5 に開催された、学生エンジニア向けカンファレンス技育祭で登壇したレポートです。

当日の様子

Togetter: https://togetter.com/li/1553505

登壇概要

普段はなるべく自分語りはせず、技術系の話以外はしないようにしています。
バイアスがかかりすぎちゃうからですね。
もちろん、完全にバイアスを排除するのは難しいのですが、やっぱり技術の話をするならばフラットにお話したいという気持ちがあります。

ただ、今回は学生さんに向けたイベントです。
一点特化の技術的なお話よりも、より広範囲の学生さんに向けたお話に寄せた方がきっと有意義な時間を与えられるでしょう。
ということで、今回は自分ならではの視点でお話できるキャリアの話に寄せることにしました。
プロポーザルは次のとおりです。

プロポーザル:https://nrslib.com/geek-sai-proposal/

なかなか普段お話しない内容です。
学生時点でもビハインドを感じる場面ってきっと多いと思うんですよ。
なので、きっと自分の経験が皆さんのためになると思って、今回のセッションをおつくりしました。

資料は公開しません(自分語り恥ずかしい)。
要望が多ければ、なるセミライブでリバイバルしようかな? とは思ってます。

登壇内容と反響

今回はオンラインのカンファレンスです。
この時点で登壇方式は、セッションをするというよりも、ストリーム配信をすることに決めてました。

なるセミライブと一緒ですね。
反響は次のとおり。

「これがオンライン時代のセッションの形だ!」

というわけでどうやらうまくいったようです。

どんな感じか気になる方はなるセミライブを見ていただければ雰囲気掴めるかと。
ぶっちゃけただのストリーマーです。

なお、同時接続は500名弱とのことでした。
これは著名人に次ぐ順位だそうです。やったぜ!

お話したこと

お話した内容について、少し触れておきましょう。

国民総プログラミング経験者世代

6歳からのプログラミング教育。
今年からプログラミング教育が始まっています。

もちろん、本当の意味で誰も彼もがプログラミングを習得するような時代がくるとは考えていません。
しかし、プログラムに触れる機会が多くなることは、そのままエンジニアを志す母数を増やすことに繋がると考えています。

英語教育を考えれば、小中学校におけるプログラミング教育はほとんど役に立たないといった考え方もあります。
しかし、プログラミングは英語と異なり、実践できる機会が多く存在します。
Scratch みたいに作品を作って発表する場はネット上にいくつも存在しています。

また、日本の将来を考えたとき、「プログラミング教育はエンジニアを増やすことに繋がらない」と腐すよりも、プログラミング教育によって日本のエンジニアリングのレベルが底上げされる未来を夢見たいです。
学校教育の現場には、プログラミング教育を正しく理解し、ハイクオリティなカリキュラムを提供している方もいらっしゃいます。
現役のエンジニアがサポートに入っている現場もあります。
いま段階では拙いところがあっても、将来的には教育の質が底上げされていくと信じています。
何より、自分もプログラミング教育にがっつり関わっていますからね。

変に楽観的になって安心してしまうよりも、追われる立場であると仮定して、いますぐにでも動き始める方が、きっと有意義でしょう。

ITΠJ、マジ卍

人材タイプで I 型とか T 型とか Π 型がありますよね。

一点特化型が I 型で、そこからジェネラルに手を伸ばしたのが T 型。
得意なことを2つに増やしたのが Π 型です。

今回のお話にそこらへんを少し含めよう、と調べていたら、J 型人材なんて言われてるのを見つけました。
専門分野をもつと、その他の第一人者と交流できて云々みたいな話ですね。

これを見た瞬間、天啓にうたれました。

つまりどういうことかというと

こうです。
J ひっくり返して4つくっ付ければ卍になるなー、マジ卍。
みたいな(ひっくり返さずくっつけたら危ない)。

ネタみたいな造語ですが、一応真面目な想いも込めてますので説明しておきましょう。
I 型も T 型も Π 型もいずれも専門分野からそう離れていないところを掘り下げてるじゃないですか。
卍型人材は専門分野すら決めつけず、あらゆる方向に触手を伸ばしたスーパーマンです。
マジ卍。

実際、誰もがスーパーマンになるべきと言いたいわけではありません。
自分の経験からすると、自分が得意なことって案外自分では分からなかったりします。
ですので、自身の可能性を決めつけないで、あらゆることに手を伸ばしてほしいという想いを込めています。

是非ともみなさんも、卍型人間を目指して、あらゆることに挑戦してみてください。

といったところでおしまいです。
それでは卍の大合唱でお別れしましょう。

マジ卍。

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