この記事は 2020年2月10日に PHPerKaigi 2020 に参加した日記です。
概要
カンファレンスに参加したのは去年の PHPerKaigi 2019 が初めてでした。
当時の想い出としては、なにしろ初参加ということで楽しみ方もわからず「とりあえず企画に全力投球すれば何か見えるだろう」とひたすらトークンを集めていた記憶が色濃いです。
もうあれから1年経つのですね……。
今もなお、ことあるごとに「トークン探してるんですか?」とか「トークンはあちらですよ」など声をかけていただくことも多いです(呪いかな?)。
ちなみに去年の記事は↓です。
https://nrslib.com/phperkaigi-2019/
https://nrslib.com/phperkaigi-2019-2/
さて、なぜそんな思い出話をしているかというと、今年も PHPerKaigi が開催され、参加したからです。
少し遅くなりましたが、参加レポートをここに記そうと思います。
参加レポート
今年は「PHPの現場 公開収録」と「茶会スポンサーセッション」をするのがミッションです。
まずは「PHPの現場 公開収録」の話をしましょう。
PHPの現場 公開収録
ある日 @shin1x1 さんからメッセージがきました。
曰く「PHPerKaigi 2020 で行われる PHPの現場 公開収録に出演してもらえないか」とのことです。
私自身は PHP を書きはするものの深いところまでは知らないので、恐れ多いと申し上げたのですが、今回はどちらかというとアーキテクチャの話がメインとのこと。
普段は技術をテーマに「それが何か」について話してはいたものの、「どう現場に持ち込んで実践するか」については言及していなかったので、いい機会かと思い、お話をお受けいたしました。
PHPの現場の過去収録を予習して、いざ当日。
去年は自分が聞く側にいたので、今度は話す側になるのはちょっとした感動です。
音源や当日の様子はコチラです。
PHPの現場: https://php-genba.shin1x1.com/35
Togetter: https://togetter.com/li/1472514
1時間程度で語り尽くすにはテーマが広すぎましたが、なんとなく綺麗に収まった気がします。
私個人としては、ソフトウェア開発は人の要素が強いので、そこを重視していたりします。
したがって、普遍的に使えるテクではなく、行動する際の考え方についてを主にお話しました。
参考になる話もあれば、参考にならない話もあるでしょう。
その中で、最後にお話をしたボール拾いは、何かを成し遂げようとしているあなたにはお勧めのワークです。
……ただまぁ、たまに爆弾が混じってるのが難点です。
茶会セッション「PHPerチャレンジ攻略法」
去年は会社が茶会スポンサーをすることになり、「面白い話してきて」という無茶ぶりに応えるのがミッションでした。
勝手が分からない中、なんとか無事やり遂げた去年でしたが、今年も会社が茶会スポンサーをすることになりました。
そうするとひとつ問題ができます。
つまり、「誰が」「何を」話すかです。
「誰が」については、ほかに適任もおらず、私がやることに。
問題は「何を」です。
色々考えているときに、ふと去年 @tomzoh さんから PHPerチャレンジのログを送り付けられた貰い受けたことを思い出しました。
どこかで料理したいと思っていたのですが、機会がなく、ずっと放置しておいたものです。
あんまり放っておくと賞味期限切れになりそうです。
また、今年も PHPerKaigi ではきっと地獄PHPerチャレンジが行われて、新たなチャンピオンが生まれるに違いありません。
つまり、去年優勝した、という事実も賞味期限が近いです。
賞味期限切れ間近の食材をそのまま捨てるのは勿体ありません。
今回は、これらを料理することにしましょう。
それらを掛け合わせて調理するためのセッション「PHPerチャレンジ2019優勝者が贈る PHPerチャレンジ攻略法」の誕生です。
しかしながら、それらの素材は素晴らしいものの、これだけではちょっと弱いです。
何かひとつアクセントが欲しい。
CM 撮影を2度終え、もう動画を撮ることに抵抗がなくなっていた私が、動画で面白くできないかと画策するのは必然でしょう。
そうして思いついたのが TikTok でした。
「もしかして TikTok でセッションしたら面白くない!?」
打ち合わせの場で急に「TikTok で動画撮りましょう!」と言いだす私(TikTok経験無し)に、メンバーはきっと困惑したことでしょう。
ちなみに絵コンテも自分で描きました。
そんなわけで、動画クリエイターのリーダー(第2弾CM, 第3弾CMの撮影と編集をされた方です)がアサインされ、おじさん2人の TikTok が見事実現したわけです。
撮影風景のマル秘動画もございます。
見どころはカット後の熱い打ち合わせだと思います。
1/3 の世界で動くのはなかなか難しいものですね。
撮影自体は絵コンテを参考にしながら、大体2時間ほどでクランクアップ。
熱い演技指導の甲斐あって、「PHPerチャレンジ2019優勝者が贈る PHPerチャレンジ攻略法」は完成です。
スライド
TikTok動画
発表当時
正直な話、完全に滑る可能性もありうると考えていました。
しかし、参加者のみなさんは暖かく受け入れてくれたようで、会場では想定よりも笑って楽しんでいただけたと感じました。
話している方もとても楽しかったです。
やっぱり時代は TikTok だよ!
最後に
今回はコロナウイルスの影響で、1日しか参加できず残念でしたが、短い時間でもとても楽しめました。
運営のみなさま、スタッフのみなさま、このような楽しい場を作り上げていただきまして、ありがとうございました。
来年も開催される日を楽しみにしております。
もひとつおまけに
@chatii0079 おめでとう#phperkaigi
— nrs (@nrslib) February 11, 2020
@chatii0079 さん、優勝おめでとうございました。
PHPerチャレンジはいよいよ次代へ!