「ステップアップ!プログラミング高速化」という若手向けセミナーを開催しました

「ステップアップ!プログラミング高速化」という若手向けセミナーを開催しました

ひょんなことから、という言葉があります。皆さんご存知の通り、その意味は「思いがけず」や「些細なことから」という意味になるのですが、この「ひょん」って何なんでしょうね。
2019年1月15日に開催された「ステップアップ!プログラミング高速化 ~君、プログラミング早いね、と言われるために~」はまさしくひょんなことが切っ掛けとなったセミナーでした。

一体何がひょんなことだったかというと……。

最近私が関わっているコミュニティのひとつに、「ぺちオブ」というコミュニティ(Link)があります。
こちらのコミュニティは PHP でオブジェクト指向を学ぼうというのが趣旨のグループなので、普段 PHP に携わっていない私は門外漢のはずなのですが、私が書いた「オブジェクト指向のいろは」(Link: Qiita)の輪読・モブプロ会(Link: 第一回Link: 第二回)を開催いただいたのを皮切りにお世話になっている、というかお邪魔していたりします。
その関係で去年、ぺちオブでの忘年会にもお邪魔したのですが、その際「LT をしよう」ということになりました。

テーマはなんでもよいとのことですが、折角なら何かしら得るものがあるといいな、と思ってテーマは若手向けの内容の LT にしました。
題して「君、プログラミング早いね」です。

実際喋ったらお酒が入っているのもあって15分もかかり、Lightning Talk ではなく Long Talk だなんて言われたものですが、それなりに好評だったかとは思います。

そして発表後、ツイッターで公開もしました。

気づけばいいね数が伸びまして嬉しく思っていると、次のようなリプライが。

二つ返事でそれに OK をし、忘年会の LT というひょんなことから「ステップアップ!プログラミング高速化」セミナーが開催される次第となったのでした。

イベント詳細

https://supporterzcolab.com/event/662/

スライド

あとがき

今回サポーターズ Colab さん(Link)に会場提供を受けまして実現と相成りました。
この場を借りて改めてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

サポーターズ Colab さんは若手エンジニアの応援をしていらっしゃるということで、今回のセミナー参加者は20代限定だったりします。
(参加資格がない方から参加したいとい声を頂いたりしたのですが、そちらは申し訳なかったです。需要があるならどこか会場を借りて、だれでも OK でやってみたいなと思ったり)
参加頂いた方々の若さからくるフレッシュさというのが眩しく感じました。同時に眩しく思ってしまうように年齢を重ねてしまった事実に凹んでみたりも……。

さて、私の落ち込みはともかく、セミナーの内容について話しましょう。

スライドは LT のスライドから大幅加筆しております。
特に変わった部分でいえばツールの実例をいくつか紹介するようにしたので、イメージしやすくなったと思います。
それ以外にも多く加筆・修正をしましたが、スライドの趣旨は LT のものとは変わっておりません。

1. 書いて覚えて
2. 綺麗に書く
3. 書き方を覚える
4. プログラムをするプログラムを書く

この中で最も大事なことは「綺麗に書く=妥協せずに納得のいくコードを目指す」という部分だと考えています。

「綺麗に書こう」とすると、すぐに「綺麗に書くにはどうすればいいのか」という疑問が生まれます。
その疑問を解決するためには「原則やパターンを学ぶ」とよいです。
もちろんそれだけでは学んだことは机上の空論のままです。そこで知識を実装に落とし込むために、「ツール作り」という実験場を用意して実践するとよいでしょう、というのが本セミナーの内容です。

ただ勉強をするためだけに行うプログラミングと、ツールのように自分の利益になるものを作るプログラミングでは取り組む姿勢が異なります。
結果としてできあがるライブラリやツールはあなたの武器です。
同時にそれらを作る過程で得られる「自信」もまたあなたの武器となるのです。

もちろん毎日ストイックにプログラミングをするのはとても大変ですので、気が向いたときで構いません。
あなたの武器を増やしてみることに勤しんでみてはいかがでしょうか。

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