概要
ボトムアップドメイン駆動設計の勉強会を開催したので、その情報をまとめておきます。
自分語りここに極まれりという内容です。
リンク
とりあえず関連する URL が色々あるのでまとめておきます。
# 発端となった記事
ボトムアップドメイン駆動設計の記事です。
そもそもの発端です。
前後編になっています。
前編: https://nrslib.com/bottomup-ddd/
後編: https://nrslib.com/bottomup-ddd-2/
# 勉強会募集 URL
こちらで募集していました。
https://ddd-community-jp.connpass.com/event/103428/
# togetter
当日の twitter をトゥギャってみました。
https://togetter.com/li/1280211
第二回を企画中ですがきっとまた connpass で募集すると思います。
スライド
当日、後方からは見づらいと思って用意した資料スライドです。
こちらも前後編に分かれています。
前編: https://speakerdeck.com/nrslib/bottomup-ddd-1
後編: https://speakerdeck.com/nrslib/bottomup-ddd-2
あとがき
というわけで登壇いたしました。
まずはご多忙の中、駆けつけてくれた参加者の皆さんにお礼を申し上げます。
また、残念ながらキャパシティの都合上、参加していただくことが叶わなかった多くの方々には、大変申し訳ないことをしたと感じております。ごめんなさい。
近いうちに第二回の開催を企画するつもりです。
もしよろしければこれに懲りずに次回でご参加いただけたら幸いです。
さて、勉強会(セミナー?)についてですが、今回の勉強会は「大体一か月前から告知して 50 人も集まったら万々歳だなー」と想定していました。
そんな感じでしたので「50 人募集して 10 人とかだったら恥ずかしいなー」とかのん気なことを考えながら気軽に募集を開始したら、あっという間に 100 名を超える応募を頂くことになり、慌てて会場に「何人までいけますか!?」と問い合わせる始末です。
その後も続々ご応募頂き、一時ピーク時には 190 名もの応募者になり、大変恐縮に思いつつも高揚するというなんとも不思議な感覚を味わっていました。
同時に、自分が想定していた以上の反響となり、どんどん話が大きくなっていくことに恐怖もしていたと思います。
喉元過ぎれば熱さを忘れる、ではありませんが、終わった今となってはやってみてよかったなぁと思えるイベントでした。
イベントのハイライトをすると次のようになるでしょうか。
- 悲報、パワポの容量でかすぎてスライドシェアに上がらない事件
- 発表五分前にノート PC の電池が切れたよ事件
- wi-fi 繋がらないよ事件
アクシデントしかないのかよ! と思われるかもしれませんが実際印象に残るのはこういうことですよね。
簡単にご紹介してみようと思います。
ハイライト
悲報、パワポの容量でかすぎてスライドシェアに上がらない事件
もう字面の通りです。
テンパりながらとりあえず呟いてみたりしました。
悲報
パワポくそでか容量すぎて slideshare に上がらない#bu_ddd— nrs (@nrslib) 2018年10月23日
アドバイスでも頂いておりました通り PDF にしたら軽くなるかも! と思って PDF を上げてみてもやっぱりリジェクト。
これはもう仕方ないね。
必死にパワポ分割中 #bu_ddd
— nrs (@nrslib) 2018年10月23日
結局パワポを分割することに方針決定。
急遽どこで分割するかという判断に迫られたわけですが、「たしかここから休憩するって決めたスライドがあるはず! そこで分割しよう」と考え、そのスライドを探してみます。
テンパってるときはだめですね。
スライド一枚探すのに 5 分以上かかってました。めちゃくちゃ焦ってました。もうほんと何回先頭からページをめくり直したか……。
で、やっと分割出来てアップロードできてそれを報告。
しりょうです。ごさっしゅうください。https://t.co/1bqJ8e2MH7https://t.co/X4PEFpgxS2#bu_ddd
— nrs (@nrslib) 2018年10月23日
平仮名なのは社内配信等のためにリソースを喰われて重すぎて、漢字変換ができなかったんです……。
まぁ特に言及されなかったので結果オーライ。
発表五分前にノート PC の電池が切れたよ事件
発表五分前にノート PC がうんともすんとも言わなくなりました。
電源ボタンをいくら押しても全く何も起きない。
――壊してしまった
――どうしよう
――発表用の端末を誰かに借りる?
――ああ始末書も書かないと
――終わった
みたいな考えが一気に頭を駆け巡りました。
で、原因をちゃんと調べたら電池が切れただけでした……。
もちろんノート PC だからってバッテリーで持つと思っていたわけではなく、ちゃんと電源タップに繋いではおりました。
ただ、その電源タップがそもそもコンセントに繋がっていなかったというのが問題でした。
むしろ発表前にそれに気づくことになったこのアクシデントは不幸中の幸いとも言えるでしょう。
これが登壇中だったら、かなりみっともないテンパり方を見せたと思います。
もし PC が壊れたかな、と思ったらまずはコンセントに電源プラグが刺さっているかを確認することをお勧めします。
これはよいプラクティスだと思います。
wi-fi 繋がらないよ事件
途中で何名かの参加者の方から wi-fi に繋がらないというお声を頂きました(たぶんキャパシティオーバーになっていたのだと思いますが、申し訳ないです)。
急遽 wi-fi を用意してもらったので、スクリーンにその wi-fi の情報を映すため、私がテキストエディタに入力して表示することに。
とりあえずいつも使ってる sublime text を画面に表示。
でも文字を大きくするやり方がわからない。
悪戦苦闘。
それでもやっぱりわからない。
ならばと咄嗟にメモ帳を開いて文字を大きくしたものを表示したのです。
「「「オォー・・・」」」
その瞬間の皆さんの感心めいた歓声がもう忘れられません。
その日一日で最も大きな歓声だったと思います。
登壇した感想
そんなこんなでアクシデントもありつつ、肝心の登壇はというと、アドレナリンだけで乗り切ったという印象です。
後半は喉がカラカラでした。
自分のプレゼンは大体いつも出てくるスライドを見ながら言葉を考えるアドリブプレゼンです。
というのも 400 ページ弱のスライドの内容を覚えていれるほど頭がよくないんです。
だからたまーに次のスライドの内容を喋ってしまって、めくった先で困ったりしていました。
基本的にパワーポイントのノートは書かないのですが、要所要所で「これは外せない解説事項だな」と思った項目の一文が書いてあったりして助かりました。自分 GJ 。
あとは登壇ということで、少しバイアスをかけて自分の考えを交えてお話しできたのは貴重な経験だと思います。
聴講する側としても、記事だけの内容なら「記事でいいじゃん」となってしまうと思うので、そこは意識して記事にはない内容もお話させていただきました。
特に getter 云々などは誤解を受けやすい部分なので、登壇したときに話すのがベストだと思います。誤解を招かぬように言葉を添えて補足できるのがとても素晴らしい。
とはいえ後から思い返すとやはり話し忘れたことがいくつかありました。
値オブジェクトは不変だけど、パフォーマンスを理由にそれを崩すことはやむを得ないよとか。
getter を公開することで間違ってビジネスロジックが変なところに書かれないようにしたいんだよとか。
DTO はデータを転送することが目的だからそこは getter OK だよとか。
悔やみます。
でもそんな一期一会だから面白いんだと思います。
次は上手くやろうって改善することができますもんね。
今後も機会があれば、企画していこうと思います。
オブジェクト指向勉強会なんかは今すぐにでも出来るぐらい資料あったりするんで、それをやってみようかなー。
執筆関係
最後の方にアンケート代わりではないですが「これ書籍化したら欲しいですか?」と聞いてみたら拍手を頂けたのが嬉しかったです。
そもそも技術書にしたいなーと考えていた「ボトムアップドメイン駆動設計」だったのでとても嬉しく思いました。
で、そんなことを聞いてみた理由なのですが、実はちょっと前からチビチビと執筆してたりします。
持ち込みしてみて華麗に玉砕したら、最近流行りの技術書同人誌にするか、PDF にしてネットの海に放つかなんかしようかなーと。
何かを書いているのはとても楽しいので趣味みたいなもんですね。
書くのが好きだからプログラマをやっているのかな。
三か月以内の玉砕報告をお待ちいただければと思います。
とりあえずあたって砕けよう。
最後に
色々語りたくなってしまうのですが、キリがなくなるのでこの辺にしておきます。
少し名残惜しいぐらいがちょうどいいと思います。
最後に謝辞を述べさせてください。
まずは GMO ホスコンさんへ。
今回 GMO ホスコンさんに会場提供並びに運営協力のご協力を頂きました。
Link: https://hoscon.gmo.jp/
まさかこれほど全面的にバックアップしていただけると思っていなかったので感謝の極みです。
もし皆さんが何かテック系のイベントを企画した際には気軽に相談してみるとよいかと思います。
また自分が所属するチームのメンバーにも設営を手伝っていただきました。
本当に気のいい仲間です。
ここで改めてお礼申し上げます。
ついで今回 DDD-Community-jp というコミュニティのイベントとして開催させていただきました。
その関係で DDD-Community-jp 運営のおーひらさん( @mohirara )、松岡さん( @little_hand_s ) にもご協力頂いております。
皆さんのご案内等、本当にありがとうございました。
※ 興味が湧いた方用にコミュニティの Discode の招待リンクを貼っておきます。
Link: https://discordapp.com/invite/fBTE9wf
そして最後になりましたが、参加した皆さん、拙いお話をご聴講頂き誠にありがとうございました。
今後も役に立つと信じた内容を発信していきますので、引き続きよろしくお願いいたします。